塾長の原田です。
大学受験には指定校推薦という制度があります。指定校推薦は、高3で頑張る受験ではなく、高1からの積み重ねでほぼ結果が決まる制度です。これ、千葉県の公立高校の入試制度と似ていますよね?
そうなんです。勉強習慣を手放してしまう人も多い高1の今こそ、進路を大きく左右する分かれ道。
そこで今日は、新高校1年生が最低限知っておくべき指定校推薦の基礎と、高1で何を優先すべきかについて書いていきます。
この記事を読むべき人
・指定校推薦を考えている高校1年生
・高校での定期テストの重要性を知りたい生徒・保護者
にとってぴったりな内容となっております。
自己紹介
エソー個伸塾(こしんじゅく)塾長 原田健司
千葉県で社会人プロの個別指導塾「エソー個伸塾」を5教室運営。エソー個伸塾は約50名の社会人プロの先生が丁寧に個別指導をしています。講師の平均指導歴は10年以上。指導力には自信があります。大手予備校にはない一味違う個別指導で多くの大学受験指導を行っています。
高校1年生から知っておきたい指定校推薦とは
指定校推薦とは
指定校推薦とは、大学が高校に与える推薦枠を使って進学する制度のことです。
高校内での選考を経て、推薦を獲得した生徒は原則としてその大学を専願で受験します。
最大の特徴は、一般選抜のような学力試験で競い合うのではなく、高校での学習態度や定期テストの成績、つまり評定平均によって評価される点です。
指定校推薦を高校から獲得することが出来れば、合格率は非常に高く、早い時期に進路が確定します。その一方で、途中辞退ができないことや、評定が基準に届かなければ最初から応募することも出来ないという厳しい面もある制度です。
なぜ「高1から」が重要なのか
指定校推薦では、評定平均が評価されます。評定平均は、各学期の通知表に記載される成績をもとに計算されており、その通知表の評価は、日々の授業態度や提出物とともに定期テストの結果が大きく反映されます。多くの高校では、高校1年生からの成績すべてで計算されます。つまり、高1でつまずいた科目や低い評定は、その後どれだけ努力しても帳消しにはならないということです。「高3で頑張ればいい」「高2から本気を出す」という考え方は、指定校推薦では通用しません。高3から巻き返そうとした時点で、すでに土俵に立てないケースも少なくないのが現実です。だからこそ、高校生活が始まった瞬間からの意識が、そのまま進路に直結します。
指定校推薦は「高1の成績」でほぼ決まる
評定平均は高1から積み上がる
指定校推薦では、評定平均で評価がされます。つまり、高3の時点での実力よりもこれまでの積み重ねが重視されるということです。
評定平均は文字どおり“平均値”であり、高校1年生の通知表が出た時点で、すでに最終評価に影響を与え始めます。高1で取った評定は、高2・高3の成績と平均され続けるため、早い段階の成績ほど影響を受ける期間が長いのが特徴です。高1の評定が低いと、平均値を上げるために高2以降でかなり高い評定を取っていかないといけません。高1の成績は「最初の評価」ではなく、「最後まで残り続ける評価」だと考える必要があります。
高1の1学期・2学期が与える影響
その中でも高1の1学期と2学期は重要です。この時期は高校生活に慣れる途中であり、多くの生徒が勉強のペースを崩しやすい一方で、評定を安定して取れれば大きな貯金を作ることができます。高1の前半で高い評定を取れていれば、多少成績が揺れる学期があっても平均は大きく崩れません。逆に、最初につまずくと、その後ずっと追いかける立場になります。指定校推薦を考えるなら、高1の前半からきっちりと点数を取りに行く気持ちで取り組むのが良いと思います。
取り返しがつかなくなるケースも
実際に多いのが、高2・高3で成績は上がったのに指定校に届かなかったというケースです。高1で評定3台前半だった生徒が、高2以降に4以上を取り続けても、最終的な評定平均が基準にわずかに届かないことは珍しくありません。この場合、学力が足りないわけではなく、評価の仕組み上、選択肢から外れてしまうのです。努力が結果に反映されないのは非常にもったいないことです。こうした事態を避けるためにも、高1からの意識と行動が何より重要になります。
高1は一般選抜・総合型選抜を目指す人にも「定期テスト最優先」
定期テストは基礎学力をつけるために有効
高校の定期テストは、大学受験に必要な基礎事項を、教科書レベルから着実に身につけるための有効な機会です。一般選抜を目指す生徒にとっても、定期テストは基礎知識が正しく理解できているかを確認する場になります。難問に挑戦する前に、まず基礎が盤石であることが重要です。基礎学力が不十分なままでは、どの受験方式を選んでも伸び悩みます。高1のうちから定期テストに本気で取り組むことは、受験勉強の土台を固めるという意味で非常に価値があります。
評定は指定校だけでなく総合型でも重要
評定平均は総合型選抜においても重要です。多くの大学では、出願条件や評価資料として調査書が用いられ、そこには評定や学習状況が記載されます。評定が高いというのは、高校生活において、学業に関しても安定してやり切っているという客観的な証拠になります。総合型選抜を視野に入れている生徒についても、早い段階から定期テストに本気で向き合う必要があります。
指定校推薦を目指す高1生に伝えたい必須アイテム
なぜ教科書ガイドが最強なのか
指定校推薦を目指す勉強で最も重要なのは、学校の授業内容を正確に理解し、定期テストで安定して点を取ることです。ただし高校の定期テストは、中学と比べて教科数が多く、限られた時間をどう使うかが結果を大きく左右します。そこで力を発揮するのが教科書ガイドです。教科書に完全対応しており、授業で扱われた語句や考え方、重要ポイントが整理されているため、理解に時間をかけすぎることなく効率よく復習できます。難易度の高い問題集に手を広げるより、教科書レベルを短時間で確実に仕上げることが、評定を安定させる近道です。教科書ガイドは、テスト勉強の時間短縮と理解の両立を可能にする、非常に実用的な教材と言えます。
『英語』『国語』のガイドは優先して購入しよう
教科書ガイドが最も有効な教科は、英語と国語だと思っています。高校の定期テストは教科数が多く、限られた時間をどう使うかが評定を左右します。数学や理科は演習量が重要で、教科書による差は出にくい一方、英語・国語は扱われる文章そのものの理解が得点に直結します。教科書ガイドを使えば、本文の要点や設問の意図を効率よく把握でき、読み直しにかかる時間を大幅に短縮できます。時間効率の面で、英語・国語ほど教科書ガイドの効果を実感しやすい教科はありません。
使い方を間違えなければ評定は安定する
教科書ガイドは、答えを写すためのものではありません。重要なのは、授業後やテスト前に「なぜそうなるのか」を確認するために使うことです。教科書を読んで分からなかった部分をガイドで補い、内容を自分の言葉で説明できるかを確かめます。この使い方を徹底すれば、理解の抜け漏れが減り、定期テストの点数は自然と安定します。指定校推薦では派手な一発よりも、毎回の安定感が評価されます。正しい使い方が、評定を支える力になります。
[よくある誤解]指定校推薦は「楽な受験」ではない
指定校推薦は3年間コツコツ勉強を進めた人に有利になる受験
指定校推薦は「試験がないから楽」「一般受験より簡単」と誤解されがちですが、実態は異なります。指定校推薦には一発逆転がなく、高校3年間の成績がそのまま評価になります。どこかで大きく挽回するチャンスはなく、日々の授業、提出物、定期テストを地道に積み重ねてきた人だけが土俵に立てる受験です。途中から本気を出しても届かないケースも少なくありません。
一方で、この仕組みを早く知った人ほど有利になるのも事実です。高1の段階から評定の重要性を理解し、安定した成績を意識して行動できれば、無理な詰め込みや過度な受験勉強に追われることなく進路を選べます。指定校推薦は「楽な受験」ではなく、「長期戦を計画的に戦った人が報われる受験」だと言えます。
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