塾長の原田です。
今日は英検について、大学受験に関係する部分について書いてみようと思います。
英検の大学受験利用について全く知らない方にも分かるように書いていきたいと思います。
共通テストでの英検などの外部試験利用は見送りになりましたが、私立大学など年々外部検定を受験に採用している大学は増え続けています。
では早速見ていきましょう。
大学受験に関する英検の利用 【一般選抜】
大学受験に関する英検利用【学校推薦型選抜・総合型選抜】
※旺文社調べ
ESOH個伸塾では、通っている高校がある特定のテストに力を入れているなどの事情がない場合には
などの理由から英検をお勧めしています。
英検は、以前から行われているタイプの英検に加え、英検CBT(コンピュータ試験)、英検S-CBT(従来の英検+CBTのような感じ)の3種類があります。成績は、受験した級の合格・不合格と、CSEスコアの2種類で示されます。
大学受験における英検などの外部検定の主な利用方法
外部検定の主な利用方法が大きく分けて4つあります
一般推薦では得点に換算されることが多く、約61の大学が得点換算する方式を採用しています。推薦選抜では出願資格になっておることが多く、約45%が出願資格としての採用をしています。
具体的に見ていきましょう。
出願資格として利用できる
言葉の通り大学側が指定する英検などの級や他テストのスコアを保有していることがその入試の出願条件になります。つまり逆に言うと英検などの資格またはスコアを持っていないと受験できないということですね。
例えば、法政大学はグローバル教養学部(GIS)を除く全学部で求められる級・スコアを提出すればあとは1科目で受けられる英語外部利用入試があります。
※グローバル教養学部は換算型になります。
得点換算される
保有している英検などの級や他テストのスコアのレベルが共通テストや個別試験の得点に換算される方式です。つまり、当日試験を受ける必要がないので、他の教科の学習に時間を割くことが出来るのは大きなメリットだと思います。
例えば国立大学では、広島大学(前期・後期)は、※CEFR(セファール) B2以上(英検準1級以上・GTEC CBT1190点以上)で共通テスト満点とする
私立では、東洋大学の全学部全学科で、英検2級以上を受験しスコア1980を取れば80点換算となり、スコア2304を取れば、満点とする
など、大きなメリットがあります。
加点される
次は、保有している英検などの級や他テストのスコアに応じ、共通テストや個別試験で加算される方式です。
例えば、東京理科大学(一般選抜、グローバル方式)では、個別試験の得点に加点(0-25点)されます。0点というのは、出願資格です。
外部検定の利用できる大学一覧のサイトを掲載しておきます
判定優遇・合否参考にされる
大学指定する外部検定の級やスコアを保有している場合、1次試験や最終選考等で出願書類の評価や合否判定において優遇が得られる。総合型選抜や学校型選抜で利用されるケースが多いです。
大学受験利用以外にも英検取得のメリットはたくさんある
さらに、英検取得のメリットは大学入試に活用できるということにとどまりません。
なんと、大学入学後も奨学金給付制度や入学金・学費免除、英語科目の単位認定などに活用されています。
さらに就職のときは履歴書に書けます。
ESOH個伸塾の英検対策(英検準1級から英検5級まで対応しています)
ESOH個伸塾では、2つの英検対策をご用意しています。
個別指導英検対策
1つ目は個別指導の英検対策です。毎週決まった曜日と時間帯に通って通常の授業を英検対策にしている場合と、通常の授業では学校の定期テスト対策や受験対策を行い、英検の前だけ個別指導で英検対策を行っている場合があります。2次試験などのスピーキング対策も出来ます。
ブロードバンド予備校 英検対策講座
こちらは、現役予備校講師が映像授業で英検の対策を行っています。
英検の傾向を知り尽くしたとても分かりやすい講義がとても人気です。
- 英検準1級対策(reading&writing) 50分×20回
- 英検準1級対策(listening&speaking) 50分×10回
- 英検2級対策(語彙・文法&読解) 50分×10回
- 英検2級対策(リスニング・スピーキング) 50分×10回
- 英検準2級対策(語彙・文法&読解) 50分×10回
- 英検準2級対策(リスニング・スピーキング) 50分×10回
- 英検3級対策(語彙・文法&読解) 50分×10回
- 英検3級対策(リスニング・スピーキング) 50分×10回
以上になります。英検をはじめとする外部試験受験のメリットがたくさんあります。是非早いうちから
受験をしておきましょう!
少しでもお役に立てば幸いです。
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