大学入試に英語の外部検定(特に英検)は必要不可欠です

受験情報

塾長の原田です。

今日は英検について、大学受験に関係する部分について書いてみようと思います。

英検の大学受験利用について全く知らない方にも分かるように書いていきたいと思います。

共通テストでの英検などの外部試験利用は見送りになりましたが、私立大学など年々外部検定を受験に採用している大学は増え続けています。

では早速見ていきましょう。

大学受験に関する英検の利用 【一般選抜】

2017年→110大学
2018年→152大学
2019年→187大学
2020年→199大学
2021年→234大学

 

大学受験に関する英検利用【学校推薦型選抜・総合型選抜】

2017年→314大学
2018年→335大学
2019年→352大学
2020年→354大学
2021年→366大学

※旺文社調べ

ESOH個伸塾では、通っている高校がある特定のテストに力を入れているなどの事情がない場合には

受験しやすい
対策問題集も豊富で対策しやすい

などの理由から英検をお勧めしています。

 

英検は、以前から行われているタイプの英検に加え、英検CBT(コンピュータ試験)、英検S-CBT(従来の英検+CBTのような感じ)の3種類があります。成績は、受験した級の合格・不合格と、CSEスコアの2種類で示されます。

※CSEスコアとは、英語力を世界的な指標で表すスコア。CSEスコアによって受験者の英語力を世界的な尺度に基づき4技能を評価されるようになりました。英検を受験すると級の合否でけでなく、このCSEスコアも確認できます。

 

大学受験における英検などの外部検定の主な利用方法

外部検定の主な利用方法が大きく分けて4つあります

一般推薦では得点に換算されることが多く、約61の大学が得点換算する方式を採用しています。推薦選抜では出願資格になっておることが多く、約45%が出願資格としての採用をしています。

具体的に見ていきましょう。

出願資格として利用できる

言葉の通り大学側が指定する英検などの級や他テストのスコアを保有していることがその入試の出願条件になります。つまり逆に言うと英検などの資格またはスコアを持っていないと受験できないということですね。

 

例えば、法政大学はグローバル教養学部(GIS)を除く全学部で求められる級・スコアを提出すればあとは1科目で受けられる英語外部利用入試があります。

※グローバル教養学部は換算型になります。

 

得点換算される

 

保有している英検などの級や他テストのスコアのレベルが共通テストや個別試験の得点に換算される方式です。つまり、当日試験を受ける必要がないので、他の教科の学習に時間を割くことが出来るのは大きなメリットだと思います。

 

例えば国立大学では、広島大学(前期・後期)は、※CEFR(セファール) B2以上(英検準1級以上・GTEC CBT1190点以上)で共通テスト満点とする

私立では、東洋大学の全学部全学科で、英検2級以上を受験しスコア1980を取れば80点換算となり、スコア2304を取れば、満点とする

など、大きなメリットがあります。

 

CEFR(セファール)とは、「外国語の学習・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠」のことで、外国語の運用能力を同一基準で測るための国際的な指標です。英検やGTECなどの様々な英語能力検定試験の取得級やスコアが、CEFRのどれに適応するのかを参照することができます。CEFRには、6レベルがあり、英検でも2020年度からCEFRの指標に合わせ、4技能に応じた「英検CSEスコア」というものを導入しています。CEFRでは、習得レベルを「A:基礎段階」「B:自立段階」「C:熟達段階」に分けています。それぞれをさらに2段階に分類して以下の6段階に分けています。
A2:学習を継続中の者・初級者 →準2級レベル
A2:学習を継続中の者・初級者 →準2級レベル
B1:習得しつつある者・中級者 →2級レベル
B2:実務に対応できる者・準上級者 →準1級レベル
C1:優れた言語運用能力を有する者・上級者
C2:母語話者と遜色のない熟練者

加点される

次は、保有している英検などの級や他テストのスコアに応じ、共通テストや個別試験で加算される方式です。

例えば、東京理科大学(一般選抜、グローバル方式)では、個別試験の得点に加点(0-25点)されます。0点というのは、出願資格です。

外部検定の利用できる大学一覧のサイトを掲載しておきます

https://passnavi.evidus.com/gaibukentei/09.html

 

判定優遇・合否参考にされる

大学指定する外部検定の級やスコアを保有している場合、1次試験や最終選考等で出願書類の評価や合否判定において優遇が得られる。総合型選抜や学校型選抜で利用されるケースが多いです。

大学受験利用以外にも英検取得のメリットはたくさんある

 

さらに、英検取得のメリットは大学入試に活用できるということにとどまりません。

なんと、大学入学後も奨学金給付制度や入学金・学費免除、英語科目の単位認定などに活用されています。

入学前も入学後も、英検が決め手!英検・TEAP・IELTS 活用校検索

さらに就職のときは履歴書に書けます。

ESOH個伸塾の英検対策(英検準1級から英検5級まで対応しています)

ESOH個伸塾では、2つの英検対策をご用意しています。

個別指導英検対策

1つ目は個別指導の英検対策です。毎週決まった曜日と時間帯に通って通常の授業を英検対策にしている場合と、通常の授業では学校の定期テスト対策や受験対策を行い、英検の前だけ個別指導で英検対策を行っている場合があります。2次試験などのスピーキング対策も出来ます。

対象の級 準1級~5級まで

ブロードバンド予備校 英検対策講座

こちらは、現役予備校講師が映像授業で英検の対策を行っています。

英検の傾向を知り尽くしたとても分かりやすい講義がとても人気です。

  • 英検準1級対策(reading&writing) 50分×20回
  • 英検準1級対策(listening&speaking) 50分×10回
  • 英検2級対策(語彙・文法&読解) 50分×10回
  • 英検2級対策(リスニング・スピーキング) 50分×10回
  • 英検準2級対策(語彙・文法&読解) 50分×10回
  • 英検準2級対策(リスニング・スピーキング) 50分×10回
  • 英検3級対策(語彙・文法&読解) 50分×10回
  • 英検3級対策(リスニング・スピーキング) 50分×10回

 

以上になります。英検をはじめとする外部試験受験のメリットがたくさんあります。是非早いうちから

受験をしておきましょう!

少しでもお役に立てば幸いです。

ESOH個伸塾/ESOH lab. 塾長 原田健司

ESOH個伸塾/ESOHlab. 塾長。兵庫県生まれ。白陵高校、青山学院大学卒。卒業後、大手企業の営業を経験したのち、千葉県千葉市で学習塾の立ち上げに参加。そして、2011年に千葉市幕張本郷でESOH個伸塾を創業。現在幕張本郷教室、新検見川教室、東船橋教室、習志野鷺沼にESOH labの4店舗と津田沼でスポーツ教室を運営しています。
社団法人地域教育支援機構RESOの理事。全国の学習塾の立ち上げ、運営サポートも実施中。

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