塾長の原田です。
タイトル通り、今回は『塾は高校でも継続すべきか?』という問題について私なりの考えをまとめてみました。
高校受験まで通っていた塾を継続するかどうか悩むことありますよね。そんな方に向けて高校継続した方が良い場合、高校継続しない方が良い場合に関して私なりの考えをまとめました。
こちらの記事は以前のサイトで書いていた内容をリライトしました。よろしければお読みください。
この記事を読むべき人
・高校生でも塾に通った方が良いのか迷っている人
・大学受験を見据えて今通っている塾を継続すべきか迷っている人
自己紹介
エソー個伸塾 塾長 原田健司
千葉県で社会人プロの個別指導塾「エソー個伸塾」を4教室展開。エソー個伸塾には30名以上の講師が在籍しており、講師の平均指導歴は10年以上。指導力の高さには自信があります。1人1人の目標に合わせて小学生から既卒生まで個別指導を行っております。
この記事を読むことで塾を高校でも続けるかどうか悩んでいる方の考えるヒントになれば幸いです。
では、早速見ていきましょう!
結論
まずは結論。
私の考えは、『基本的には高校継続は賛成。しかし高校継続するかどうかを考えるにあたっていくつか確認すべき条件がある』という考えです。
では、その条件とは何なのか?
また、高校で塾を継続した方が良いかどうかについて考えていきます。
そもそも高校で塾を継続した方が良い理由とは?
『よっしゃ!高校合格した!これで勉強から解放される!』
と考える中学生は多いですよね?気持ちは良く分かります。
しかし、これは最悪のパターンです。
大学受験において、最悪のパターンは『高校入試をゴールにしてしまう』ことです。当たり前ですが、高校に入学した後も勉強は続きます。
高校でも塾通いを継続した方が良い理由その1
『高校の勉強は中学よりも難しく、量も多い』
『高校の勉強と中学の勉強はどっちが難しいと思う?』
と聞いて中学の方が難しいと答える人は少ないでしょう。
皆さまの想像通り、高校の勉強は中学の内容を土台として進むため、難易度も高く、その上量も多いです。
中学の教科書5教科と高校の教科書5科目を積み上げて写真を撮ってみました。
こちらが高校の教科書です。当塾に通う高校生に協力してもらいました。
ペットボトルも横に置いて撮影をしてくれたので高さが良く分かりますね。
そしてこちらが中学生の教科書です。
見てみると一目瞭然ですね。ビジュアルにするとインパクトあります 笑
高校でも塾通いを継続した方が良い理由その2
『塾通いをやめることによって学習のペースが崩れる(習慣を失う)』
中学での塾通いでは
塾で予習 → 学校の授業を受ける → 塾の宿題で内容を定着させる
というサイクルで学習していた人は多いのではないでしょうか?
それがうまく機能することによって学習時間の確保が出来ていた人は、塾というペースメイカーを失うことで学習ペースを崩したり、最悪の場合は失ってしまう場合もあります。
高校でも塾通いを続けた方が良い理由その3
大学受験制度が変わってきている
以前は大学受験と言えば一般入試のことを指しましたよね?
しかし今は推薦や総合型入試の全体に占める割合がどんどん上がってきています。今では約半分の生徒が推薦や総合型選抜などの一般選抜以外の方法で受験をします。
そして、推薦や総合型入試には学校の評定が必要になってきます。そのため、中学の時のように学校の定期テストの点数をしっかりととり、良い評定を獲得する必要があります。
以前のようにほぼ全員が一般入試で受験し、その日の入試問題の得点のみで決まるのであれば、高3から勉強して一発逆転ということもあり得ます。
しかし、今は制度上そのような方法がだんだんと難しくなってきています。
『オッケー。じゃあ高校でも塾を継続した方が良いってことね。早速塾に電話しよう♪』
ちょっと待ってください。全ての塾や生徒がそのまま今いる塾を継続した方が良いとは限りません。
ここからは私が考えるそのまま高校でも塾を継続した方が良いと思う条件を上げてみます。
高校で塾を継続する際にチェックするポイント
高校生で塾を継続する際にチェックするポイント1
『今の塾が自分(自分の子)に合っていると感じているか』
今の塾が自分(自分の子)に合っていると感じていることはとても大切です。
『いやいや、当たり前でしょ!合うと思ってるから通ってますから!』という声が聞こえてきそうですね。
私は当塾に初めて問い合わせをして、説明を受けて頂く保護者ほぼ全員と直接お会いしてお話をしています。
そのため、毎年100名以上の面談を10年以上続けています。そのため、累計1000名以上の保護者と学習についての悩みを共有してきました。それで意外と多いのが『あれ?少し思ってたのと違うな。』と思っても塾を継続している方が意外と多いということです。
受験が迫ってくると
『塾を変えてしまって大失敗したら困る』
『受験学年の途中入塾を断る塾も多いため、新しい受け入れ先がみつからないとどうしよう』
と考え、意外とそのまま我慢?して塾を継続していることが多いんですね。そのような場合は、受験終了を機に新たに塾を探してみるのが良いと思います。
今の塾が自分に合っていると感じる場合はそのまま継続していくことをお勧めします。
高校で塾を継続する際にチェックするポイント2
『今通っている塾が高校生の指導を行っているか、または得意か』
塾は外から見ると塾ってどこもあまり違いがないように感じますと良く言われます。
しかし。
同じ形態(集団塾や個別指導塾などの授業形式のことを指します)の塾でも塾によってかなり違うことがあります。特に個人塾や地域密着している塾は個性が強いことが多いです。複数の塾を経験したことがある方は分かるかもしれませんね。
私のお知り合いの塾でも、塾長の個性全開の塾もたくさん知っています 笑
また、今の塾が自分やお子様に合っていると感じていても、高校部がそもそもない塾や、あっても『卒業生にそのまま教えてもらいたいと頼まれたから高2くらいまでならなんとか・・・』という塾もあります。
高校部と中学部は結構違います。高校部の方針やサービス内容など一度確認してみることをお勧めします。
以上のポイントを確認してみて、大丈夫であれば高校でも塾を継続した方が良いと考えています。
高校は中学に比べて自由度も増し、良い意味でも悪い意味でも自分次第になります。高校の先生方も、中学時代の先生に比べて個人の自由を尊重してくれます。
だからこそ、勉強しなくても許されてしまうという見方も出来ます。義務教育ではないですから。
『迷ったら英語1教科にして続けよう』
国公立・私立、文系・理系問わず英語は必須です。英語を使わない大学受験は本当に稀です。推薦入試も英検は使えるので英語力を高めることはどんな方式で受験しようがどこの大学を志望しようが、そのまま受験に役に立ちます。英語は最もお薦めしたい教科です。
エソー個伸塾の高校生の指導
- 社会人プロ講師が1人1人の目標に合わせて個別に指導
- 指定校推薦・総合型選抜も個別に対応!小論文対策なども個別に対策します
- 一般選抜も1人1人の志望校の傾向に合わせた指導を行います
社会人プロ講師が1人1人の目標に合わせて個別に対応
エソー個伸塾は社会人プロ講師専門の個別指導塾です。全ての授業を社会人プロ講師が責任をもって1人1人個別指導します。
指定校推薦・総合型選抜も個別に対応!小論文対策なども個別に対策します
指定校推薦を狙う生徒には学校のカリキュラムに合わせて定期テスト対策を行い、内申点の対策を行います。総合型選抜を受験する生徒に向けては、生徒が受験したい学校の試験内容に合わせた内容の対策を行います。小論文対策にも自信があります、小論文は全く書いたことがない生徒から丁寧に添削を行い、小論文を書けるようにしていきます。
一般選抜も1人1人の志望校の傾向に合わせた指導を行います
一般選抜を目指す生徒にはm志望校で必要な教科、内容に絞って指導をします。例えば英語を例に挙げると、『英作文が出題されるのか』『どんな形式で出題をされているのか』などを踏まえてそれぞれに合わせた受験対策を行います。
本日は以上です。読んで頂きありがとうございます。少しでも皆様の参考になれば幸いです。