大学受験の仕組みについて

大学受験の仕組みはとにかく複雑で分かりにくく感じる方も多いと思います。
よく生徒や保護者様から

複雑で良く分からない・・・

と言われます。なんでこんなに複雑なのかと言うと、これは実は生徒たちのためなんですね。
より多くの生徒たちが自分に合った形で受験をするために様々な方式が用意されています。

でもこの仕組みをしっかりと理解をしていないと損をしてしまうことがあることも事実。

知らなかった・・・

となってしまっては取り返しがつかない可能性もあります。


そこでこれから大学受験を考える皆様に向けて大学受験の仕組みをわかりやすくまとめてみました。

よろしければお読みください。

この記事を読むべき人

・大学受験の仕組みについてゼロから知りたい人
・一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜の概要について知りたい人
・どの入試方式にすれば良いか悩んでいる人

自己紹介

エソー個伸塾(エソーこしんじゅく) 塾長 原田健司

千葉県で社会人プロの個別指導塾「エソー個伸塾」を4教室展開。エソー個伸塾には30名以上の社会人プロ講師が在籍しており、講師の平均指導歴は10年以上。指導力の高さには自信があります。大手予備校には出来ないきめ細かな指導で1人1人の成績を確実に上げ、多くの大学受験指導を行っています。

では早速見ていきましょう!

大学受験の種類を知ろう(一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜)

大学入試の方式には「一般選抜」「総合型選抜」「学校推薦型選抜」の3種類あります。まずはそれぞれがどんなものなのか、順番に解説していきます。それぞれの受験方式を説明した後、国立・私立それぞれの一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜についてもう少し詳しく解説していきます。

一般選抜とは

一般選抜とは、学力試験で合否が決まる選抜方法のことです。最も受験者が多い受験方式であり、皆さんがイメージする受験といえばこの一般入試をイメージされるのではないかと思います。一般入試は、学校の成績などに関わらず自由にどこでも受けることが出来ます。

一般選抜の中でも国公立大学・私立大学や、出願する大学や学科によっても種類が異なり、受験に必要な教科などが異なります。

総合型選抜とは

総合型選抜とは「大学が求めている生徒像に合った学生を選抜する」入試です。そのため、総合型選抜では自分が大学で学びたいことに対する意欲や目標を大学側に面接や小論文などを通じてアピールしていくことが重要になります。

総合型選抜では、大学側が出願の資格として評定に対する基準を求める場合(評定平均3.4以上が必要など)と、特に必要がない場合があります。書類の審査や面接だけでなく、知識や表現力など様々な観点から学生を評価する選抜方法を取っている学校も多いです。

学校推薦型選抜とは

学校推薦型選抜とは、自分が通っている高校から推薦をもらって大学に出願する入試のことです。推薦入試と言われるものですね。選考の内容は主に『書類審査』『小論文』『面接』などが中心です。一部の国公立大学では大学入学共通テストや学校独自の学科試験などが課されます。

また、学校型選抜は大学が求める条件を満たした生徒が受けることが出来る「公募制」と、大学が指定した高校に対して出願枠を割り振った「指定校制」の2種類があります。

公募制は大学の条件を満たしている生徒であれば全員出願することが出来ます。その分、多くの出願者と競争になるため学校や学科によってはかなり高い倍率になることもあります。

それに対して指定校制では大学が高校を指名して出願枠をが数名または1名割り振られています。その枠に対して応募が複数あった場合は高校側が誰を推薦するか学校内で選考を行って推薦者を決めます。人気の大学ではかなり厳しい競争になることもあります。指定制推薦では、大学側が高校に対して信頼を基に出願の枠を割り振っているという特性上、高校内の選考を勝ち取ることが出来ればほぼ間違いなく合格することが出来ます。

一般選抜について

国公立大学の一般選抜

国公立受験で最も中心となるのがこの方式です。共通テストと個別試験の合計点で合否が決まります。
国公立の一般選抜は前期・後期と2つの日程があります。(一部の公立大学では中期日程もあります)
いずれも願書を出すことが出来るのは1校のみです。共通テストの受験後に出願します。

受験科目

受験科目は「5教科7科目型」が最も多く、「共通テスト」+「2次試験」で合否が決まります。

国公立文系の基本パターン

【共通テスト】
外国語+数学IA+数学IIB+国語+地歴公民+理科
[教科ごとの注意点]
※地歴公民・・・日本史、世界史、地理、現代社会、倫理、政治・経済、倫理・政経 から2科目選択
※理科・・・物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎の中から2科目選択
※外国語・・・英語のほかにフランス語、中国語などあるが多くの生徒は英語を受験。リスニングもあります。

【2次試験】
外国語+数学IA・IIB+国語+地歴(公民を選択できる大学もあります)
上記の中から2~3教科選択が主流。東京大学、京都大学、一橋大学、名古屋大学などでは4科目などを課す。
後期日程では教科数を減らしたり、小論文や面接、実技を課す大学や2次試験は行わず、共通テストの得点で合否を決定する大学もあります。

国公立理系の基本パターン

【共通テスト】
外国語+数学IA+数学IIB+国語+地歴公民+理科+理科

※地歴公民・・・日本史、世界史、地理、現代社会、倫理、政治・経済、倫理・政経 から2科目選択
※理科・・・物理、化学、生物、地学の中から2科目選択
※外国語・・・英語のほかにフランス語、中国語などあるが多くの生徒は英語を受験。リスニングもあります。

【2次試験】
外国語+数学IA・IIB・III+国語+理科
上記の中から2~3教科選択が主流。東京大学、京都大学、一橋大学、名古屋大学などでは4科目などを課す。
※後期日程では教科数を減らしたり、小論文や面接、実技を課す大学や2次試験は行わず、共通テストの得点で合否を決定する大学もあります。

私立大学の一般選抜

私立の一般選抜は大学・学部によってさまざまな方式が採用されています。大きく分けて「共通テスト利用型」「個別選抜型」の2種類があります。共通テスト利用型は名前の通り共通テストの得点で合否が決まるものです。個別選抜は大学独自の試験の得点によって合否が決まります。

受験科目

私立大学の一般選抜では3教科で行われることが最も多いです。

私立文系の一般的な受験科目

【個別選抜(3教科の場合)】
英語+国語+地歴公民または数学IA・IIB
[教科ごとの注意点]
※国語・・・古文、漢文はなく現代文だけの大学・学部もあります
※地歴公民・・・日本史、世界史、地理、政治・経済から1科目選択。政治・経済や地理での受験は認めていない大学・学部もあります。
※数学・・・大学・学部によって出題範囲が異なります。数学での受験が出来ない大学・学部もあります。

【学部独自問題】
英語民間試験(英検など)、小論文、総合問題、学部学科に関する独自問題などを課す大学もあります。

私立理系の一般的な受験科目

【個別選抜(3教科の場合)】
外国語+数学+理科

※数学について・・・理系の数学は学部系統によって出題範囲が異なります。基本的には数学IA・IIB・数学IIIですが、栄養学部や看護学部などでは数学IAのみまたはIIBを採用することがあります。薬学部、農学部、医療技術系学部、歯学部などは数学IA・IIBを採用することがあります。理学部・工学部・理工学部・医学部はIA・IIB・IIIを採用することが多いです。
※理科について・・・物理、化学、生物から1-2科目選択。受験科目指定の大学・学部もあります。
薬学部・・・化学
看護・医療技術学部・・・生物
工学部・理学部・・・物理を指定する大学が多い

【学部独自問題】
英語民間試験(英検など)、小論文、総合問題、学部学科に関する独自問題などを課す大学もあります。

総合型選抜について

国公立大学の総合型選抜

国公立大学では、一般選抜が主ではありますが、総合型選抜を実施する大学もあります。選考方法は「書類審査」「小論文」「面接」など主で、他には「プレゼンテーション」があったり、「模擬授業」の参加は出願条件になる場合など様々な方法があります。

私立大学の総合型選抜

大学・学部が求める人物像に沿った選考が行われます。具体的には調査書を含む「書類審査」「小論文」「面接」「プレゼンテーション」「ディスカッション」などを組み合わせて選考が行われます。また、上記に加えて学力試験を実施する大学もあります。大学の模擬授業やセミナーへ参加することが出願条件になる場合もあります。

学校推薦型選抜について

学校推薦型入試は自分の通っている高校に推薦してもらう形をとるという特性上、合格したら必ず入学するという約束のもと推薦をしてもらいます。そのため、基本的には1校のみの受験となります。いくつも掛け持ちして出願することは原則的に出来ません。

国公立大学の学校推薦型選抜

国公立大学の学校選抜型推薦は、私立大に比べて募集の枠は非常に少なく、成績基準は「評定平均が4.0以上」「学業成績上位5%以内」など、非常に厳しいです。また、学力試験を課す大学が多いのも特徴です。国公立大学での学校推薦型選抜では「公募制」のみになり「指定校制」は実施されません。
選考の内容は、共通テストを課す、または小論文やプレゼンテーション、口頭試問、実技などの評価方法を実施するかのいずれかを活用した選考が行われ、学校のよって大きく異なります。

私立大学の学校推薦型選抜

私立の学校推薦型選抜には「公募推薦」「指定校推薦」の2種類あります。それぞれ見ていきましょう。

公募推薦

公募推薦は大学が定める出願基準を満たし、高校の校長からの推薦を受けて出願をします。大学から指定する高校でなくともどの高校からでも基準を満たしていれば出願できるということが特徴です。試験内容は「書類審査」「学科試験」「面接」などがあります。学校の成績が基準を満たしていれば出願できる「公募制一般選抜」と、スポーツや文化活動で活躍したことをアピールすることが出来る「公募制特別生鮮選抜」の2種類があります。

指定校推薦

指定校推薦は大学側から指定した高校に対して、入学の枠を割り振るものです。そのため、指定校推薦については高校3年間の成績や課外活動の実績などに応じて高校の中の志望者の中から選考を行います。この指定校推薦については、大学側と高校の信頼に基づいて枠を割り振られているという特性上、高校からの推薦を獲得することが出来た場合、ほぼ間違いなく合格するということが特徴です。そのため学校側も慎重に選考を行い、合格をした生徒は必ずその大学に入学することを求められます。

大学受験のスケジュール

受験のスケジュールをまとめました。全体の大きな流れをつかみましょう。

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内容その他
9月・総合型選抜出願・選考開始
・大学共通テスト受験案内送付(上旬)
・大学入学共通テスト出願(末頃~10月上旬)
・総合型選抜は出願前にエントリー開始や面談が行われる場合もあります

10月
11月・総合型選抜合格発表(順次)
・学校推薦型選抜出願受付・選考
12月・学校推薦型選抜合格発表(順次)
1月・私立一般選抜出願(1/上旬~)
・共通テスト本試験(1/13-14)
・国立大学一般選抜出願(1/22-31)
・共通テスト追試験(1/20-21)
・私立一般選抜試験(1/下旬~)
・私立一般選抜は3月下旬まで後期入試や2期募集があります
2月・国公立一般選抜前期(2/25-)
3月・公立一般選抜中期(3/8-)
・国公立一般選抜後期(3/12-)
【2024年大学入試スケジュール】

選考の流れとしては、総合型選抜が最も早く8月頃から順に始まり、12月頃まで実施されます。次に学校推薦型選抜は11月から12月頃、最後に一般選抜が1月から3月下旬頃まで行われます。

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この記事を書いた人

原田 健司 原田 健司 株式会社ESOH group 代表取締役

兵庫県生まれ。白陵高校卒業。青山学院大学卒業。卒業後、大手企業の営業に従事。その後、学習塾の立ち上げに参加。そして、2011年にESOH個伸塾を創業。現在千葉県千葉市、習志野市、船橋市に4店舗の個別指導教室と津田沼でスポーツ教室を運営。