【最新版】千葉県公立高校入試の仕組み

塾長の原田です。
千葉県の公立校高校の入試制度について紹介していきます。
入試当日の得点ももちろん大切ですが、それ以外にも知っておくべき大切なことがたくさんあります。

『千葉県の入試の仕組みが分からない』

『兄弟がいるがその時と入試制度が変わっているので参考にならない』(2021年に新制度になりました)

と悩む生徒・保護者様に向けて千葉県公立高校の入試制度を丁寧に解説します。
この記事を読むことによって千葉県の入試制度の全体像がつかめます。
入試の仕組みを知っておくことで入試を有利に運んでいけますよ。

【この記事を読むべき人】
・千葉県の公立高校の入試制度を知りたい人
・新しい制度になった後の千葉県の公立高校の制度が分からない人
・公的な文章は読みにくく、もっとかみ砕いて入試制度を説明してほしい人

【自己紹介】
エソー個伸塾 塾長 原田健司

千葉県で社会人プロの個別指導塾「エソー個伸塾」を4教室展開。エソー個伸塾には30名以上の講師が在籍しており、講師の平均指導歴は10年以上。指導力の高さには自信があります。1人1人の目標に合わせた個別指導を行っています。

では、早速見ていきましょう!

千葉県公立高校の入試スケジュール

まずは入試当日までのスケジュールを確認していきましょう。

【一次募集の日程】
出願(願書の提出)
2024年2月6日・7日・8日


志願変更
2024年2月14日・15日

本検査
2024年2月20日・21日

(追検査)
2024年2月29日

合格発表
2024年3月4日

願書提出後、一度それぞれの高校の志願倍率が出ます。エソー個伸塾では倍率が出たら各高校の倍率一覧を教室に掲示をします。
ここで、倍率を確認した後に志願を変更ができます。
2021年以前の入試制度では前期入試の志願変更が出来なかったため、志願変更は不可と勘違いをしておられる保護者様をお見受けします。新入試制度からは志願変更が出来ます。

【二次募集の日程】
出願(願書の提出)
2024年3月7日

志願変更
2024年3月8日

本検査
2024年3月12日

合格発表
2024年3月14日

二次募集は一次募集の際に定員に満たなかった場合などにおいて再度募集をかけることです。
一次募集で定員まで合格を出した高校については基本的には二次募集は行われません。

千葉県公立高校入試(本検査)の内容について

本検査の内容

千葉県の公立高校入試では、学力検査と面接、自己表現、小論文などの高校ごとに指定する内容での検査があります。

【1日目】
国語(50分・聞き取り調査を含んで50分)
数学(50分)
英語(60分・リスニングテストを含んで60分)

【2日目】
理科(50分)
社会(50分)
の学力検査
学校ごとに指定される検査(面接、自己表現、小論文など)

注意する点としては、
・国語は放送で行われる聞き取り検査がある。これも含んで50分間。国語は全体で分量が非常に多く、時間とのたたかいになります。また、国語には記述問題も出題されこれも事前の対策が必要になります。
・英語はリスニングテストを含む60分である。
・全高校に共通の問題が課される。
学校が定める検査について(2日目の検査)面接、集団討論、自己表現、作文、小論文、適性検査、学校独自問題による検査及びその他の検査のうちから1つ以上の検査を実施します。上記の中で最も多くの高校が採用している検査が面接です。しかし、学校によっては、自己表現を課したり、小論文、学校独自の問題を課す学校もあります。志望校が決まったら検査内容についてきちんと確認した上で対策をしておく必要があります。

合否の判定に使う資料

千葉県 公立高校入試では、次の3つの資料を合否判定に使用します。

  • 学力検査の得点
  • 調査書の評定、及びその他の記載事項(内申点)
  • 学校設定検査の結果

学力検査の得点について

学力検査(筆記テスト)は、各教科100点満点、5教科合計500点満点でつけられるのが基本ですが、傾斜配点を採用する高校や学科もあります。
傾斜配点とは、例えば理数科や国際科などで、数学や理科、英語の得点を1.5倍などにして、550点満点や600点満点で計算する配点方式です。

【具体例】
県立船橋高校 理数科
学力検査600点(数学・理科の得点を1.5倍)

調査書の評定、及びその他の記載事項(内申点)

調査書の評定とは、いわゆる内申書と言われるもので、中学校3年間の9教科の成績を5段階評価し、得点にしたものです。
もう少し詳しく見てみましょう。
調査書の主な得点は「成績の合計点」です。千葉県は、「中学3年間分の9教科5段階評価の合計点」が調査書の得点(内申点)となります。

5段階の成績×9教科×3年間の135点満点となります

ポイントは内申点という言葉は全国共通ですが、得点化される方法が県によって異なることだと思います。
県によっては中3の成績のみが内申点になったりします。その場合は中学1・2年生の定期テストの成績が悪かったとしても挽回が出来ます。
しかし、千葉県公立高校の入試制度では、上記のように中学1年生から3年生の成績が全て得点化するため、中1最初の定期テストから内申点は決まる対象のテスト(定期テスト)が実施されるということです。

調査書の得点の計算方法

調査書の得点は多くの高校では上記のように評定を135点満点で計算します。
しかし中には2倍の270点満点や、半分の67.5点満点で計算する高校もあります。

【具体例】
県立千葉高校:普通科  調査書67.5点(内申点67.5点)
県立船橋高校:普通科・理数科  調査書67.5点(内申点67.5点)
千葉東高校:普通科  調査書67.5点(内申点67.5点)

上記の高校では内申点を半分の67.5点満点で計算されています。(他にもあります)

【具体例】
犢橋高校:普通科調査書320点(内申点270点+他50点)

上記の高校では内申点を2倍の270点満点で計算されています。(他にもあります)
※変更される場合もございます。詳細は各高校のHPなどでご確認下さい。

その他の記載事項

調査書の得点(内申点)は、上記の通り「135点満点」の評定です。
それに加えて上限を50点として、評定以外の部分を加点する学校もあります。
「その他の記載事項」は調査書内にある他の各記録の部分で、具体的には部活で素晴らしい結果を出した、皆勤だった、生徒会長をやった、英検準2級を取ったなど、定期テストで表現されない部分に関する評価も得点になるということです。
具体的な内容については、高校ごとに設定されているどういった内容が評価されるかは学校によって異なります。

学校が定める検査

学校が定める検査は、面接、集団討論、自己表現、作文・小論文、適性検査、学校独自問題などの検査から、1つ以上を実施します。その配点は高校や科によってさまざまで、あっても得点がとても低い高校もあれば、150点など高配点の高校もあります。
ここは受験する学校の個性が出てくる部分です。近い学力や調査書の得点があっても、受ける学校によって有利な生徒や不利になってしまう生徒が出でくる場合があります。受験する際にはしっかりと確認しましょう。

合否の判定方法

合格・不合格の決まり方については、上記の『学力検査の得点』『調査書の評定』『学校設定検査』の3つの資料を使って決めていきます。
上でも説明したようにそれぞれの得点配分は学校ごとに任されていますが、大きく2つの方法があります。

  • 総得点による選抜方法
  • 2段階による選抜方法

総得点による選抜方法

それぞれの学校が『学力検査の得点』『調査書の評定』『学校設定検査』の3つの資料の配点を決め、その合計点で上位から定員まで順番に合格が決まります。
多くの高校がこの方法を採用しています。

2段階による選抜方法

第1段階は上記の『総得点による選抜方法』と同じように合格が決定します。
しかし、2段階による選抜方法では、第1段階で合格が決まるのは募集人員の80%の人までで、残りの20%は下記の方法で選抜します。第2段階目は、調査書の点数を2倍にしたりする(K=2と言われるものです)ことによって学力検査と調査書の比重を変えます。
調査書の評定と2日目の検査の配点を増やし、学力検査の比重を少なくすることによって残りの2割の生徒は調査書が良い生徒を優先して合格させるものになります。

千葉県の学区制について

千葉県は学区制度をしいており、学区は以下のようになります。

【千葉県の学区】
【 第1学区 】千葉市

【 第2学区 】市川市、浦安市、習志野市、船橋市、松戸市、八千代市

【 第3学区 】我孫子市、柏市、鎌ケ谷市、流山市、野田市

【 第4学区 】印西市、栄町、佐倉市、酒々井町、白井市、富里市、成田市、八街市、四街道市

【 第5学区 】旭市、香取市、神崎町、匝瑳市、多古町、銚子市、東庄町

【 第6学区 】大綱白里市、九十九里町、山武市、芝山町、東金市、横芝光町

【 第7学区 】いすみ市、一宮町、大多喜町、御宿町、勝浦市、白子町、長生村、長南町、長柄町、睦沢町、茂原市

【 第8学区 】鴨川市、鋸南町、館山市、南房総市

【 第9学区 】市原市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津市

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上記のような学区制度の中で、自分が住んでいる学区に加えて隣接する学区の高校に通うことができます。

【通うことができる学区】
[1学区]・・・1学区、2学区、4学区、6学区、7学区、9学区
[2学区]・・・1学区、2学区、3学区、4学区
[3学区]・・・2学区、3学区、4学区
[4学区]・・・1学区、2学区、3学区、4学区、5学区、6学区
[5学区]・・・4学区、5学区、6学区
[6学区]・・・1学区、4学区、5学区、6学区、7学区
[7学区]・・・1学区、6学区、7学区、8学区、9学区
[8学区]・・・7学区、8学区、9学区
[9学区]・・・1学区、7学区、8学区、9学区

上記以外の注意事項

  • 女子高(千葉女子・木更津東)は県内全域から志願可
  • 県立高校の『定時制』『総合学科(幕張総合など)』『専門学科(商業科など)』は県内全域から志願可
  • 市立高校(普通科)は各高校や学科によって学区制度が異なります
  • 市立高校(専門学科)は県内全域から志願可※例外あり

千葉県教育委員会では、近隣県協定(学区の特例)を結んでおり、隣接する茨城県・埼玉県との間では、お互いの隣接学区内の公立高校に出願が可能です。

エソーの公立高校入試対策

エソー個伸塾の千葉県公立高校入試対策のポイントは

  • 社会人プロ講師が1人1人の目標に合わせて個別に指導
  • 通常の授業で通っている中学の教科書に合わせた定期テスト対策が行える
  • 千葉県で12年以上の実績!千葉県の入試問題を熟知

社会人プロ講師が1人1人の目標に合わせて個別に指導

エソー個伸塾は社会人プロ専門の個別指導塾です。全ての授業を社会人のプロ講師が責任をもって1人1人個別指導します。

通常の授業で通っている中学の教科書に合わせた定期テスト対策が行える

千葉県の公立高校入試では内申点が非常に重要です。そのため、授業や保護者面などを通じて内申点の重要性をお伝えしています。また、普段の授業で学校の教科書にぴったり合ったテキストを使って定期テスト対策を中心に授業を行うこともできます。自分の目標点数にあった授業を行っています。

千葉県で12年以上の実績!千葉県の入試問題を熟知

エソー個伸塾は千葉県で開校して今年で12年になります。開校当初から社会人プロ講師にこだわり質の高い授業にこだわってきました。千葉県公立高校指導実績が非常に多く、千葉県の公立高校特有の問題もしっかりと対応します。

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この記事を書いた人

原田 健司 原田 健司 株式会社ESOH group 代表取締役

兵庫県生まれ。白陵高校卒業。青山学院大学卒業。卒業後、大手企業の営業に従事。その後、学習塾の立ち上げに参加。そして、2011年にESOH個伸塾を創業。現在千葉県千葉市、習志野市、船橋市に4店舗の個別指導教室と津田沼でスポーツ教室を運営。