【千葉県公立高校受験】英語リスニング対策のコツ

塾長の原田です。受験が近づいてくると中3生から

リスニングが苦手です・・・。
どうやって対策したらいいですか?

という質問を受けます。

千葉県の高校入試の英語リスニングは得点差がつきやすい分野です。
「聞き取れない」「スピードが速すぎる」と不安を抱える受験生も多いですが、正しいトレーニングをすれば必ず伸びます。
そこで今日は、千葉県の公立高校入試のリスニング対策について解説をしていきます。

この記事を読むべき人

・千葉県公立高校を第1志望にしている生徒
・高校入試のリスニング対策について悩んでいる方

にぴったりな内容となっています。

自己紹介

エソー個伸塾 塾長 原田健司

千葉県で社会人プロの個別指導塾「エソー個伸塾」を4教室展開。エソー個伸塾には約40名以上の講師が在籍しており、講師の平均指導歴は10年以上。指導力の高さには自信があります。1人1人の目標に合わせた個別指導を行っています。


千葉県公立高校入試のリスニングの特徴を知る

千葉県の公立高校入試では、英語の大問1番から4番までがリスニング問題となっています。まず最初にリスニングから英語の試験が始まります。令和7年度の英語の試験では、全体の配点100点のうちリスニングは1問3点で27点を占めています。
結構大きいですよね?リスニングは得意・不得意の差が出やすいので、得点源にも落とし穴にもなりやすい分野です。だからこそ、事前の練習と慣れが結果を大きく左右します。しっかりと傾向をつかんで対策をしていきましょう!

まずは問題の構成を把握しましょう。構成を事前に把握しておくことで、落ち着いて取り組むことが出来ます。
問題構成は次の通りです。

  • 大問1:短い対話を聞いて、最後の文に対する受け答えを選ぶ問題(選択式)
  • 大問2:対話文を聞き、その内容について答える問題(選択式)
  • 大問3:対話または英文を聞き、その内容について答える問題(選択式)
  • 大問4:英文を聞いて内容を答える問題(選択式)

また、英文はすべて2回ずつ読まれるという点も大きな特徴です。1回目で全体の流れをつかみ、2回目で細かい部分を確認できるため、落ち着いて聞くことが大切になります。


リスニング問題を解くポイント

次に、リスニング問題を解くためのポイントを解説をしていきます。
「聞き取れるかどうか」だけでなく、事前の準備や解き方の工夫によって点数は大きく変わります。
意識しておきたいコツをおさえることで安定して得点につなげることが出来ます。

ポイント1:出題パターンをを知って安心して臨む

まず大切なのは、問題形式をしっかり理解しておくことです。これは先ほど解説をしましたね。
千葉県のリスニングは大問1〜4までと構成が決まっているので、事前に「どんな流れで出題されるか」を知っておくと、本番で落ち着いて臨めます。形式を知っているだけで、聞き取りに集中しやすくなります。

ポイント2:放送を聞く前に「何を聞かれるか」をつかむ

放送が始まる前に、必ず問題文や選択肢に目を通しましょう。
「どんな場面の会話なのか」「何を聞かれるのか」を事前に理解しておくことで、聞き取りの的を絞ることができます。
ただ漠然と音声を聞くのではなく、「この質問に答えるための情報を探す」という意識で耳を傾けることが大切です。

ポイント3:大事な言葉だけをメモして整理する

リスニング中は、一言一句を書き取る必要はありません。
聞こえた中で大事そうな数字・日時・場所・動作などのキーワードに絞ってをメモしていきましょう。
後から問題を解くときに、そのメモが手がかりとなり、答えの選択肢を絞りやすくなります。

ポイント4:1回目は全体、2回目で確認する

英文は2回読まれるという特徴を利用して、1回目と2回目の役割を分担するという作戦も非常に良い聞き方です。
1回目は内容の大まかな流れをつかみ、2回目で細かい情報を確認する意識を持つと効果的です。
最初からすべてを完璧に聞き取ろうとすると焦りにつながるので、2回目を「確認のチャンス」と考えると安心して取り組めます。

試験の英語を聞きやすくするために

リスニングはテクニックだけでなく、日常的に英語の音に触れて慣れておくことがとても大切です。短期間で一気に伸ばすのは難しい分、コツコツと耳を英語に慣らしていくことで着実に力がつきます。ここでは、入試に向けて効果的な練習方法を紹介します。

リスニング問題の音に慣れる方法①毎日短時間でも英語を耳に入れる習慣を作る

リスニング力は「毎日どれだけ英語の音に触れたか」で決まります。1日30分聞くよりも、1日5分を毎日続ける方が効果的です。朝の支度中や寝る前など、生活のすきま時間を使って英語を耳に入れる習慣を作りましょう。

リスニング問題の音に慣れる方法②学校教科書の音声を繰り返し聞く

リスニング練習は、難しい教材を使う必要はありません。むしろ学校の教科書の音声を使うのがおすすめです。すでに内容を知っている分、英語の音そのものに集中でき、聞き取りやすくなります。「聞き取れなかった部分をもう一度確認する」という繰り返し学習が効果的です。

リスニング問題の音に慣れる方法③シャドーイング(聞いた音を即座に声に出す)でリズムや発音に慣れる

ただ聞くだけではなく、音声を真似して声に出す「シャドーイング」も効果的です。英語のリズムやイントネーションを体で覚えることで、自然と耳も慣れていきます。最初はゆっくり、聞こえた単語だけでも構いません。慣れてきたらできるだけスムーズに真似する練習をするとリスニング力が一気に伸びます。


入試直前期の対策: 過去問・Vもぎで実戦練習を積む

リスニング力を本番で発揮するためには、実際の問題形式に慣れておくことが欠かせません。入試が近づいてきたら、千葉県の公立高校入試問題や、Vもぎのリスニングを使って練習しておきましょう。

大切なのは、一度で完璧に聞き取ろうとしないことです。リスニングは「慣れ」が大きな要素なので、聞き取れなかった部分はすぐに諦めず、台本(スクリプト)を確認しながら何度も繰り返し聞くことが効果的です。

最初は意味がとれなくても、繰り返し耳に入れることで「この単語はこう聞こえるんだ」と気づけるようになります。こうした積み重ねが、本番での確実な得点につながります。

過去問やVもぎを使ったリスニングの勉強法

過去問やVもぎを使った具体的な手順を3つの手順に分けて説明します。

手順①:まずは時間を計って通しで解く

本番と同じように解くことで、自分の実力と目安が分かります。最初はできなくても気にせず、全体像をつかむことを目的にしましょう。

手順②:台本を確認しながら聞き直す

一度解いた後に台本を見て、どこが聞き取れなかったのかを確認します。「音がつながる部分」「聞きなれない表現」などを意識して見直しすると効果的です。

手順③繰り返し音声を聞いて定着させる

台本を確認したら、再度音声だけで聞き直しましょう。何度も聞くことで、音のリズムやスピードに慣れ、本番でも落ち着いて対応が出来るようになります。


試験当日のポイント

  • 音声に集中できるように前日は十分な睡眠を取る
  • メモを取るよりも「頭の中でイメージする」ことに集中
  • 聞き逃しても焦らず、次の問題に切り替える勇気が大切

リスニングは「その場の集中力」が大きく影響する科目です。普段の練習に加えて、試験当日だからこそ意識しておきたいポイントがあります。

まず大切なのは、放送が始まる前に問題文をしっかり読むことです。「何を聞かれるのか」を把握してから音声を聞くことで、集中すべき情報が明確になります。

次に、一度で完璧に理解しようとしないこと。英文は必ず2回読まれるので、1回目で全体の流れをつかみ、2回目で細かい部分を確認する気持ちで臨みましょう。

もし聞き取れなかった部分があっても、焦らずに次の問題に気持ちを切り替えることも大切です。リスニングは「完璧に聞き取る」よりも、「分かった部分で確実に点を取る」ことが合格への近道です。

エソーの高校入試対策

エソー個伸塾の千葉県公立高校入試対策のポイントは

  • 社会人プロ講師が1人1人の目標に合わせて個別に指導
  • 通常の授業で通っている中学の教科書に合わせた定期テスト対策が行える
  • 千葉県で13年以上の実績!千葉県の入試問題を熟知

社会人プロ講師が1人1人の目標に合わせて個別に指導

エソー個伸塾は社会人プロ専門の個別指導塾です。全ての授業を社会人のプロ講師が責任をもって1人1人個別指導します。

通常の授業で通っている中学の教科書に合わせた定期テスト対策が行える

千葉県の私立高校入試で、推薦を狙う場合、推薦を取るための基準の内申点を設定されていることが多く、内申点が非常に重要です。そのため、授業や保護者面などを通じて内申点の重要性をお伝えしています。また、普段の授業で学校の教科書にぴったり合ったテキストを使って定期テスト対策を中心に授業を行うこともできます。自分の目標点数にあった授業を行っています。

千葉県で13年以上の実績!千葉県の入試問題を熟知

エソー個伸塾は千葉県で開校して今年で13年になります。開校当初から社会人プロ講師にこだわり質の高い授業にこだわってきました。千葉県の高校実績が非常に多く、千葉県の私立高校それぞれ特有の問題もしっかりと対応します。


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この記事を書いた人

原田 健司のアバター 原田 健司 株式会社ESOH group 代表取締役

兵庫県生まれ。白陵高校卒業。青山学院大学卒業。卒業後、大手企業の営業に従事。その後、学習塾の立ち上げに参加。そして、2011年にESOH個伸塾を創業。現在千葉県千葉市、習志野市、船橋市に4店舗の個別指導教室と津田沼でスポーツ教室を運営。