【Vもぎ復習法】模試を「やりっぱなし」にしない!得点力を高める復習ノートの作り方(中3向け)

塾長の原田です。

千葉県の中学3年生の多くは、夏休みに『Vもぎ』または『Sもぎ』を受験しますね。
このVもぎ・Sもぎには、志望校判定がついており、現在の自分の志望校への合格可能性が判定できます。しかし、多くの生徒が「模試を受けっぱなし」で復習の仕方が分からず、せっかくの学力を伸ばす機会を活かしきれていません。
模試の結果表の点数と志望校判定だけ見て終わりにしていませんか?

志望校判定のように学習の到達度をはかるためにも非常に有効ですが、結果を見て合格可能性を判定するだけではあまりにももったいないです。
模試は、点数や偏差値以上に「どこで失点しているか」「次にどこを伸ばすべきか」がわかる絶好のチャンスです。
模試代金のもとを取るためにも、しっかりと模試を活用してもらいたいと思います。

ということで今回は模試を無駄なく活用する方法の1つとして、模試過去問を使って復習ノートを作るやり方をご紹介したいと思います。

【この記事を読むべき人】
・Vもぎの復習方法を知りたい人
・受験勉強に本格的に取り掛かろうとしている中学3年生

【自己紹介】
エソー個伸塾(エソーこしんじゅく) 塾長 原田健司

千葉県で社会人プロの個別指導塾エソー個伸塾幕張本郷教室・新検見川教室・東船橋教室・習志野鷺沼教室の4店舗展開。エソー個伸塾は40名以上の社会人プロ講師が在籍。講師の平均指導歴は10年以上。指導力の高さと千葉県の合格実績には自信があります。

早速見ていきましょう!

模試過去問を復習として活用する手順

模試の結果シートを分析する


模試の結果には「偏差値」や「順位」など目につきやすい数字がありますが、本当に注目すべきは「正答率」です。

Vもぎでは[学力分析表]、Sもぎでは[問題別正答率/教科領域ごとの正答率]に注目しましょう。
この正答率を見ると、「多くの生徒が解けたのに自分は間違えた=得点できるはずだった問題」がわかります。

たとえば、正答率70%以上の問題でミスをした箇所は、必ず復習すべき最優先ポイントです。
これは「基礎の抜け」や「ケアレスミス」であることが多く、最も点数アップにつながります。
Vもぎだとこんな感じです。生徒に許可を取って掲載させてもらいました。

正答率が高いのに間違えた問題というのが、つまり自分が得点するべき問題です。
写真で言うと問1ですね。ここは解けたはずと『×→◎』と親切に記載してくれていますね。
このようにまずはじっくりと見て、どの問題を解くべきであったかをしっかりと把握をします。

復習用のノート「弱点ノート」を作成する

分析が終わったら実際に復習をはじめていきます。
模試の解きなおしをノートに解いていきます。私は模試の復習用のノートを「弱点ノート」と呼んでいます。模試の解きなおし専用のノートです。

弱点ノートの作り方

  • 問題文をノートに書く(長ければ貼ってもOK)
  • 解答を見ながら、解き方の流れや自分がどこで間違えたかも書き込みましょう
  • ポイントや注意点、間違えた理由も一緒に記録する
  • 解説に使われた語句や公式をまとめる(英語・国語は語句集も作る)

特に、正答率が高いのにミスした問題は、もう一度しっかりと手を動かして解き直しをしましょう。

さらに効果的な使い方

  • 赤シートで隠して暗記に活用する
  • ノートの最後に「よく間違える公式」「重要ポイント」などのまとめページを作っておく

可能であれば全問復習するのが良いですが、正答率も低く現段階の自分には難しすぎると感じる問題は受験直前まで一旦飛ばすというのも私はありだと思います。

これで自分だけの[弱点ノート]が完成です。

赤シートで隠して暗記に活用する

写真のノートは、中3生のノートです。赤シートで隠して覚えることを想定して作っていますね。

これは赤シートをノートの最後のページに収納するという工夫もしてくれています!

数日後に再チャレンジ

完成した弱点ノートは、作って終わりではありません。
数日~1週間後に、もう一度同じ問題にチャレンジしてみましょう。
繰り返すことで、「模試での失点」を「次回の得点源」に変えられます。

赤シートで隠して確認テストのように使うのもおすすめです。

塾の中3生のノートでは、ある中3生のノートでは、赤シートをノートの最後のページに収納する工夫までされていました。
自分が復習しやすいように、使い方もどんどん工夫してみてくださいね。

次に同じような問題が出題された際にはしっかり解けるようにしておきましょう。

弱点ノートは受験直前まで使える「最高の参考書」に

弱点ノートを受験当日に持っていくのも良いと思います。

弱点ノートは、「受験本番の直前まで使える“自分だけの最強参考書”」になります。

  • 間違えた問題だけが厳選されている
  • 自分の弱点だけがぎゅっと詰まっている
  • 解き方も自分用に書かれている

だからこそ、入試直前に見返すことで、自信を持って本番に臨めるのです。
今まで学習してきたノートは自分が頑張ってきた目に見えるものとして自分の自信にもなります。
弱点ノートは演習の際に再び解き直してしっかり解けるようにしておきましょう。

エソー個伸塾のVもぎ・Sもぎ対策

  • 社会人プロの講師が模試の偏差値アップ・志望校合格に向けて個別指導
  • 千葉県で14年!千葉県の入試問題を熟知しています
  • 模試の偏差値アップだけでなく内申対策も充実

社会人プロの講師が模試の偏差値アップ・志望校合格に向けて個別指導

エソー個伸塾は社会人プロ講師専門の個別指導塾です。全ての授業を社会人プロ講師が責任をもって担当します。授業でVもぎやSもぎの問題の対策も含めた受験指導を行い、それぞれの志望校合格に向けて個別指導します。

千葉県で14年!千葉県の入試問題を熟知しています

エソー個伸塾は千葉県千葉市で開校して今年で14年になります。開校当初から社会人プロ講師にこだわり、質の高い授業を提供してきました。千葉県公立高校の指導実績も非常に多く、教室近隣から通える高校はほぼすべての実績があります。千葉県の難関校や人気校、それぞれの学校特有の問題もしっかりと対応します。

模試の偏差値アップだけでなく内申対策も充実

エソー個伸塾はそれぞれの目標に合わせて個別にカリキュラムや授業の構成を考えていきます。
例えば『苦手な数学は定期テスト対策、得意な英語は模試対策!』という希望も叶います。それぞれに合わせたカリキュラムで指導を行っています。

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この記事を書いた人

原田 健司のアバター 原田 健司 株式会社ESOH group 代表取締役

兵庫県生まれ。白陵高校卒業。青山学院大学卒業。卒業後、大手企業の営業に従事。その後、学習塾の立ち上げに参加。そして、2011年にESOH個伸塾を創業。現在千葉県千葉市、習志野市、船橋市に4店舗の個別指導教室と津田沼でスポーツ教室を運営。