エソー個伸塾 成績優秀者インタビュー


エソー個伸塾の今泉です。
今回は、習志野第三中学で学年1位になった中1のS君へインタビューしてみました。
以下の記事ではその内容をお伝えしていきます。

学年1位の生徒さんがやっている勉強法や生活習慣などについて知りたい方にはきっとお役立ちできる内容になっていると思います。

どういう勉強をしたら学年1位になれるの?

学校と塾、部活動などをどうやって両立させているの?

学年1位を取るための効果的な生活習慣や学習法とは?

などについてきっと参考になることもあると思います。

それでは行ってみましょう!

質問1
― エソーに入塾する前は、どのような勉強スタイルでやっていましたか?

S君
学校で出された宿題だけをやっていました。

― 小5になってエソーに入るまでは、同学年の子と比べて特別な勉強は何もしていなかったようですね。

S君
はい、そうです。

質問2
― エソーに入塾しようと思ったきっかけはどのようなものでしたか?

S君
国語が苦手だったので、それを何とかしたいと思って小学5年生の時に入塾しました。
他の塾と比べて通塾しやすいと思ったので、エソーに決めました。

質問3
― 入塾してから感じた塾や講師の先生方への印象はどのようなものでしたか?

S君
先生方は優しい印象でした。
ここの塾なら、国語の苦手意識を解消してくれそうだなぁと期待することができました。

白川教室長
入塾後、小6くらいの時期になりますと、「国語はもう大丈夫そう」という成長段階になってくれました。
そこで、S君とも相談の上、中学入学への準備として算数・数学に受講科目を切り替えることになりました。

S君
算数・数学の受講に切り替えた理由は、中学校の数学は難しそうだから、塾で習って予習しておいた方がいいかなと思ったからです。

白川教室長
実際、受講科目の切り替え以降は算数・数学の成績もよく取れており、国語も入塾当初は苦手だとは言っていたものの、中学校の成績は良好な状態を維持できていますね。
また、数学の進度は教室長の私から見ても速いペースで進められており、現時点(2023年10月12日現在)で中1数学の内容はもう習い終える段階に来ています。

― どんどん数学の勉強を進めて、中3に上がる頃にはすでに中3数学の内容を一通り学び終えていることが理想ですか?

S君
それだと、忘れちゃいそうで心配です。笑

― 学校の授業進度に先行しつつも、復習を適度に取り入れる手堅いスタイルで学びたいのですね。

S君
はい。

<エソーメモ>
実際、学校の定期試験対策は多くの生徒さんが2週間前から取り組み始めるのに対して、S君の場合は学校よりも大きく先行できているメリットを活かして、1ヵ月前から定期試験対策のための復習に取り掛かるそうです。
そのため、テスト対策のための勉強にしっかり時間を取れているとのことでした。

― 難しい問題を解いてみたいですか?

S君
はい。
難しい問題に挑むのは楽しいです。

― 5教科だとどの科目が好きですか?

S君
数学です。

質問4
― 入塾してからは勉強スタイルに変化がありましたか?
また、それはどのような変化でしょうか?

S君
(入塾した小5の頃は)塾で配られた漢字ドリルなどを自分から進んでやるようになりました。

<エソーメモ>
宿題は毎回きちんと仕上げてから塾に来てくれるとのこと。
ただ、通常使用しているテキストを1回の授業で5単元分進むといった速いスピードなので、その分だけ宿題の量は多いそう。
ちなみに、部活はサッカー部で、日々頑張っているようです。

― 学校の勉強と塾の勉強、そして、部活動を頑張っている中で、これらを毎日上手くこなしていくために工夫していることはありますか?

S君
朝早く起きて勉強するようにしています(毎日朝5時とのこと!)。

<エソーメモ>
毎朝5時に起きて勉強する習慣は、小1の頃からずっと続けているそうです!!

― 1日あたり平均で何時間くらい勉強に当てていますか?

S君
平日は朝1時間勉強することから始まり、夜はドラマとかを見たいので、10時に寝るまでの間に1時間半くらい勉強しています。
1日のトータルでは2時間半から3時間くらい勉強しています。

<エソーメモ>
学年1位だからといって、それほど長時間勉強し続けているわけではないみたいです。
1日の中で決めた時間内に集中して勉強できていることが伺えました。

― 土日の勉強関連のスケジュールはどのようにしていますか?

S君
その時の部活のスケジュールによります。
試合がある日は朝早くから家を出て、午後3時くらいまで部活になりますから。
後は、家の手伝いとして洗い物などをしています。
それらの間の時間を見つけて、勉強するようにしています。

<エソーメモ>
朝早く起きて勉強するのは小1の頃から続けているので、それがS君のベスト・ルーティーンになっているようですね。

質問5
― データを見ますと成績がどんどん上がっていっていますが、自分なりに勉強で工夫していることはありますか?

S君
問題を解いてみて難しかったところは、印をつけたり、付箋を貼ったりして、自力で解けるようになるまで何回も解き直します。
それでも分からなかったところは解答・解説をよく読んで、それで今のところは何とかできています。

<エソーメモ>
白川教室長がお話しされたところでは、S君に対する講師の役割としては、新しい単元の知識や考え方を教えることはもちろんですが、むしろ、ペースメーカーというか、オーケストラの指揮者のように、目標設定と大まかな方針決め、後は進捗管理で済んでいるとのことでした。

― テスト勉強はどのくらい前から意識し始めますか?

S君
あまり決めていないですが、だいたい1ヵ月くらい前からです。
定期テスト対策に限らず、学校や塾の宿題とかでも分からない問題で迷ったりしたら、遊ぶ時間を全部使ってでも考え続けています。

<エソーメモ>
学校よりもどんどん先行していく勉強スタイルのため、定期テスト対策としては1ヵ月前という早い段階からしっかり復習をかけていくスタイルが確立しているそう。
いわゆる勝ちパターンに入っていると思われますね。
また、分からない問題や迷う問題などについては、自力で解けるようになるまで何回でも解き直す根性があるのは立派です。
部活動を頑張りながら、地方の公立高校から東大に現役合格する子の勉強習慣ととても似ている印象を抱きました。

質問6
― 使用している学習教材は、学校や塾から配布された教科書やテキスト以外に参考書などを使っていますか?

S君
使っていないです。
学校からもらう教科書とワーク、そして塾からもらったテキストだけでやっています。

<エソーメモ>
参考書などを新たに使わなくても、学校や塾からもらった教科書、テキストなどをしっかり繰り返してやり込めば、学年1位を取れるということを実証してくれていますね。
もちろん、場合によっては、苦手分野に絞って学びやすい参考書を使うのもありだとは思います。

質問7
― 学校や塾の授業以外ではどこで勉強していますか?(図書館や塾の自習室など?)

S君
家族でIKEAに行った時に、IKEAの飲食スペースでジュースを飲みながら弟と一緒に勉強することがあります。
ジュースを飲みながら勉強できるので、集中できます。笑

質問8
塾での先生の教え方は分かりやすいですか?
もっと工夫してほしいところはありますか?

S君
あんまりないですね。笑

白川教室長
心がけているのは、基本的には予習スタイルで進めていくので、まずは予習部分の学習内容をしっかり教えてあげることです。
また、S君は色々な問題を解きたいタイプの子なので、ちょっとクセのある問題などの解き方を授業中に説明してみて、家で類似の問題を解いてもらうようにしています。
『フォレスタ中1数学』(塾での通常使用テキスト)に載っていないような問題で、かつ、知的好奇心をくすぐるようなものを選んで、教えたりしています。

<エソーメモ>
塾から渡されたテキストが配布当時の成長段階としては自分のレベルに合っていたものでも、成長が早い生徒さんの場合には簡単すぎて、次第に合わなくなるものがあります。
そんな時に、レベルの高い、知的好奇心をくすぐるような問題を(スポット的に)プリントして渡してあげることで、モチベーションのアップにつなげられているようですね。

― 白川先生からハイレベルな問題を渡された時はどのような気持ちですか?

S君
難しいと感じます。

<エソーメモ>
ただ、難しいゲームをクリアするときの感覚に似た気持ちで、頑張れているようです。

白川教室長
なお、カリキュラムや進度の速さについては、ご家庭から特にご要望があるというわけではなく、S君自身とその都度相談しながら決めています。

質問9
― エソーに通う前と通い始めた後とで、自分の中で起こった変化を教えてください。

S君
塾では学校よりも進んだ内容を勉強するので、学校の授業では同じ内容を復習として聞くことができるようになりました。
塾で予習型の勉強のサイクルができてきたので、それで学校の勉強がより理解できている気がしています。

白川教室長
実際に、小学校の時から予習を進めて、学校よりも常に先行するスタイルで来ることができています。

S君
学校よりも先に進んでいると、安心感がありますし、勉強が楽しいです。

<エソーメモ>
予習型の勉強スタイルがS君には合っているようですね。
カリキュラムや進度のスピードを柔軟に設計しやすい個別指導塾のメリットを十分に活かせている印象を持ちました。

質問10
― エソーでの勉強を通して、これからどのような進路を目指していきたいと考えていますか?

S君
薬剤師になりたいので、将来は薬学部に入りたいです。
僕はアレルギーを持っていて、よく薬をもらいに行くので、薬剤師さんになってみたいと思ったからです。

<エソーメモ>
英検は準2級に合格しているとのことです。
また、普段はお父さんと一緒に勉強をすることがあるそうで、数学の問題の解き方などを、S君がお父さんに教えながら勉強するスタイルとのことでした。
自分が本当に理解していないと人に説明することはできませんので、人に教える勉強スタイルは自分のためになります。
とても効果的な勉強法ですね。
なお、お父さんの方からS君に対して勉強するように持ちかけるのではなく、自然な流れで一緒に勉強するようになったそうです。
親子の自然な関わり方であり、かつ、ご家庭での暖かいご協力があることを聞いて、一体感がある中で安心して自分の勉強に取り組めているのだと感じました。

質問11
― 後に続くエソーの後輩たちに向けて、何かアドバイスなどがあれば教えてください。

S君
教科書をよく見てみたら(熟読してみたら)良いと思います。
教科書には知りたいことのほとんどが載っているからです。

<エソーメモ>
参考書を使っていないというのも納得できる答えでした。
教科書をきちんと読み込んで理解し、使いこなせているからこそですね。

― 今日はインタビューにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

S君
ありがとうございました。

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この記事を書いた人

教師生活通算25年目(教室長含む) を迎えます。
「自学自習できる子に育てる」をモットーに、なぜそうなるのか?の理由を丁寧に説明しながら、生徒さん達を指導育成してきました。
学生時代は、中央大学法学部法律学科で学び、その後、教授からのお誘いを受け、中央大学大学院法学研究科(民事法専攻)で、研究者の卵として論文執筆に励みました。
学費と生活費を稼ぐために家庭教師や学習塾で働き始めましたところ、研究職よりも教師の方が自分にとって天職だと思いましたので、教育業界に入り、今に至ります。
指導可能科目は、小中学生は主要5教科全科目、高校生以上は文系の英語、国語、社会です(教科書の章末問題レベルまででしたら、数IA、数IIBも指導可能です。)。
特に、大学院時代の論文執筆経験を活かして、論文やレポート、小論文、作文の作成指導を得意としています。
志望理由書の添削や面接対策も得意です。
教師という職業は、生徒さんや親御様と共通の目標に向かって一緒に頑張り、喜びを分かち合えるのが最大の楽しみだと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。